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FileMaker Day
・開催日時:2007/03/28 12:00-19:00
・開催場所:Apple Store Ginza 3F シアタールーム
概要:
SevensdoorとAppleStore銀座とのコラボレーションにより実現する、初の“まるまる一日FileMaker”というビッグイベントです。Intel Macにも対応したFileMaker Pro 8.5の新機能やユーザ事例をご紹介します。画像資料のWeb公開や電子カルテシステム等、役立つ実例紹介の他、MacFan誌で開催中のFileMakerコンテストの審査員を交えたトークセッションなど、盛りだくさんの内容でFileMakerの全貌をお見せします。
>> 詳細をアップしました!(2007/03/21)
レポート:
とうとうこの日がやってまいりました、FileMaker Day。今日は丸ごと一日FileMaker漬けです。
天気のいい平日に関わらず、12時からすでにお客さんがいっぱい!
立ち見の方々、本当にお疲れ様でした。

 1. 楽しく活かそうFileMaker
 2. IWPでロールバック
 3. 知の文化遺産、いまこそ広く未来に伝えたい
 4. 開発者が語るFileMakerテクニック
 5. ファイルメーカー選手権必勝法
 6. パネルディスカッション
 7. FileMakerなんでも質問、ご相談どんと来い!
 8. 医療現場での大規模な事例紹介

1. 楽しく活かそうFileMaker
ファイルメーカー株式会社 日隈 雅也氏

ファイルメーカー社の方が直々に、ExcelからFileMakerを作成する方法を伝授してくれました。

1からデータベースを作成しなくても、ExcelファイルをFileMakerにドラッグ&ドロップでFileMakerに変換することが出来てしまいます。これは便利。Excelの一行目に項目名が入力されている場合は、その項目名をそのままフィールド名にすることができるので、フィールドを自作する必要も手間も一切なし。こうして取り込んだデータはExcelにそっくりな表形式モードで表示され、項目名をクリックすることで並び替えも可能なので、場合によってはExcelより楽かも。

FileMakerを使って何か作ろうと思ったら、まずは紙にメモしてみましょう、というアドバイスはとても大事です。大まかに書くだけでも、どのようなレイアウトを作るべきかをデザインできますね。

ポータルが必要な場合は、リレーションを用意します。これもテーブルとテーブルを同じキーを持つフィールド同士で結べば出来上がりです。レイアウト上にポータルを設定して、その中にフィールドを置くことで、現在表示しているレコードに関連する別のレコードを表示することが出来ます。
こんなに簡単にExcelからFileMakerに変換できるのに、機能は大幅アップ。
日々たくさんのExcelファイルを使う必要がある方は、ぜひ変換してみてください。効率的に情報を管理することが出来ますよ。
Reported by 新妻 利恵 (有限会社アールビィ )

2. IWPでロールバック
DBPowers 有賀啓之氏

なんと、北海道から空を駆けていらしてくださった有賀さん。毎回FunNightは北海道でも同時中継していまして、有賀さんはユーザーグループFM北海道の代表でもあります。
テーマはIWP。InstantWebPublishingというのは、FileMakerのファイルをほぼそのままWebブラウザで表示できる仕組みです。ですが、制約も多く、FileMakerぽくない動きも多々……そんな不満を解消するためのTips満載でした。

ぱっと見、IWPのWebブラウザ画面とFileMakerファイルのブラウザ画面は同じように見えます。けれど、ステータスエリアを表示してしまうと……あらら、全然違いますね。
ファイルオプション>このファイルを開く時>実行するスクリプトで、何はともあれ、ステータスエリアを隠してしまいましょう。

ところで、画面の左上に時計が表示されているのですが……なんとFileMakerを使用している時はFileMaker時計に、Webブラウザの時はSafari時計にと切り替わっているのです。二つの画面があまりにそっくりで、どっちを使っているのか分からなくなることが多いので、時計で判断されているそうです。これは便利!(※Focusというソフトウエアだそうです。)

IWPでカスタムダイアログを表示させる方法も伝授してくれました。

ユーザーがグローバルフィールドに書き込む

スクリプトが仕込まれたボタン(「更新」など)を押す

スクリプトの中でデータを判断し、問題がなければ正しいフィールドにデータを設定

このような流れを作っておきます。
入力したデータに問題があった場合、ダイアログ用のグローバルフィールドに妥当な文面を設定し、同時に「実行」「キャンセル」と設定したグローバルフィールドをボタンにして配置しておきます。
この時、書式設定でフォントの色やスタイルを設定しておくと、より分かりやすいですね。これらのボタンで実行するスクリプトは、文字が設定されていなければ動かないようにしておきます。このようなグローバルフィールドの値は、ユーザーがログインする時に空にしておきましょう。

ロールバックができちゃう!?
通常FileMakerでは、カーソルを外したフィールドのデータを変更する前のデータに戻すことは、簡単には出来ません。(バックアップデータから戻すなどの大掛かりな処理が必要になります)
ですが、ユーザーが入力しているのは本来のフィールドではありません。「一つ前に戻る」というボタンをクリック

本来のフィールドのデータを、ユーザーが入力しているグローバルフィールドに設定
このようなスクリプトを用意しておくと、擬似的にロールバックすることが出来ます。

このほか、グローバルフィールドを利用して、処理を分岐させたり、ボタンに表示する文字を変更するなど、様々な使い道がありますね。

IWP画面からメールを送信するには、いくつかの方法がありますが、意外と難しい処理です。
有賀さんの方法は、スマート&クール!
1.レイアウト上に配置したWebビューアにオブジェクト名を設定。
2.WebビューアのWebアドレスはフィールドを指定。フィールドの内容はフィールド組み合わせた計算式。
(例)mailto:メールアドレス
3.スクリプトを作成し、Webビューアの設定[オブジェクト名:"1で設定したオブジェクト名",URL:2で指定したフィールド]
このスクリプトを実行すると、メーラーが起動し、新規メールを自動的に作成してくれます。これは便利ですね。

ところで「FileMaker Advisor」という雑誌をご存知でしょうか?
Web講読も可能で、テキストは英語ですが、FileMaker用語なので直感的にわかりますし、VideoやSampleも用意されていて、世界中の開発者が愛読しています。
会員専用のコンテンツは凄いの一言。
毎年夏に開催されるFileMakerDeveloperConference(通称デベコン)の主催でもありまして、有名なスピーカー達のファイルやTipsを取得できますよ。
毎年デベコンに参加されている有賀さんならではのおすすめ情報でした。
Reported by 新妻 利恵 (有限会社アールビィ )


3. 知の文化遺産、いまこそ広く未来に伝えたい
東京大学大学院情報学環 山本拓司氏/久松慎一氏
-第一次世界大戦期プロパガンダ・ポスター コレクション デジタル・アーカイブ公開での事例-

まず始めに、直接FileMakerの話ではなく、文化遺産というものがどういうものであるかを今回公開された第一次大戦期のプロパガンダポスターだけでなく、幕末〜明治頃の日本の「かわら版」などの貴重な資料を見せていただきながら、山本さんからわかりやすく説明していただきました。

 文化遺産というものは、それが作られた当時より、長い年月の経た後世に光を放ってきます。例えば日本の70年代の政党ポスターというものを保存しているのですが、これは今現在はあまり価値がない。しかし、後100年もすれば文化遺産としての価値が出てくるかも知れない。今年で創立130周年という長い歴史をもつ東京大学には、必然的に貴重な資料が大量に蓄積することになる。しかし、それらすべてを管理保存していくには膨大な手間と人材が必要で現実的にはかなり無理があるとのこと。山本さん曰く「文系の研究者は複雑なデータベースシステムの扱い方がわからなく、理系の研究者は文化遺産の価値やその扱い方を理解していないことが多い。」のです。今回公開になった第一次世界大戦期のプロパガンダポスターも、第二次世界大戦後すぐに、当時の外務省より不要になったので東大で引き取ってもらえませんかというう連絡をうけ、譲り受けたものだったそうです。これらを、効率よく保存管理して日の目を見れるようにするにはどうすればいいのか?というなかで、直感的に操作できるデータベースソフトであるFileMakerならば何とかなるのではないかということで白羽の矢が立ったそうです。まだFileMakerのバージョンが3か4の頃だったそうです。

と、ここまでは大きく見て文化的な視点からのお話。後半は技術的視点からのお話ということで、実際にFileMakerに蓄積された資料がどのようにしてWebに公開されたかを、久松さんにして頂きました。

 山本さんから、こういうものがあるんだけれどこれをWebに公開できない?という今回の要件を二つ返事でうけたという久松さんのお話は、前半とはうってかわってLinuxやらPHPやらRuby on Rails等の言葉がポンポン出てきて、これはこれで非常に興味深く聞くことが出来ました。サーバーの構成としては、FileMaker Server 8 AdvancedをWindows 2003 Serverで動かしつつ、それをもう1台のLinuxサーバーからFx.phpでたたいて公開しているとのことでした。その際、開発の効率を上げるためにsymfonyというPHPのオープンソースフレームワークを使用したとのこと。

お話を聞く分には、symfonyのおかげで面倒なコーディングが大幅に減ってかなり楽に今回のサイトを構築できたそうです。このsymfonyとFx.phpをいかに効率よく融合させるかが今回の構築の肝だったそうです。

お話が終わってからの、Q&Aコーナーで「このサーバーはどのくらいの頻度で落ちますか?」という少々意地悪な質問をしてみたのですが、久松さん曰く「メンテナンス時に一度人為的に落としたことがあるだけで、マスコミ公開時のアクセス殺到時にも全く落ちなかった。」とのこと。お見逸れしました。

それにしてもこれだけの幅広い話全体が、ファイルメーカーという一つのソフトの使用例として話されているということに驚愕しました。この事例自体が、 20世紀末から21世紀初頭の文化遺産になるのではないのかとすら思いました。このようなお話を聞ける機会を頂けたSeven's Doorのみなさん、東京大学大学院情報学環のみなさん、AppleStore銀座のみなさん、本当にありがとうございました。
Reported by 伊藤 芳信 ((株)ジーネクスト )


4. 開発者が語るFileMakerテクニック
(1)FileMaker常套ワザご紹介
茂田さんは体調不全でご欠席。残念でした。次回はぜひ!

(2)アイデア次第、画面作りのテクニック
・ログインユーザーの情報
ログイン後、ユーザーによって、メニューを切り替えることはよくありますが、自分がどの権限でログインしているのかいつでも分かるように、フッタに色をつける、という例が秀逸。ログイン時に、グローバルフィールドに設定する色(オブジェクト)を切り替えているそうです。

・リスト表示時に、マウスを使わずレコードを移動する
作業によっては、マウスを使わず、キーボードだけで入力したいということがよくあります。
たとえば何枚もの伝票を連続でどんどん入力していきたい時、リスト表示されているレコードに対しマウスを使わずレコードを移動する方法が紹介されました。
レイアウト上で入力するフィールドにのみタブ順を設定し、一番最後のタブが設定された透明なボタンをこっそり配置しておきます。(FM7から、ボタンにタブ順を設定することが出来ます)
フィールドの動作の設定を忘れずに!「次のオブジェクトへの移動に使用するキー」をReturnかEnterにしておく必要があります。このボタンにはスクリプトが設定されており、次のレコードへ移動するようになっています。(このスクリプトの中に、データが正しいかどうかを判断するステップなどを入れても便利ですね)
入力が終わったらEnterを押すだけで次のレコードに移動しますので、ユーザーはマウスを一切使うことなく、データをどんどん入力することが出来ます。ボタンにタブ順を設定するという方法は、その他、様々なことに応用できます。ブラウザ画面時に、検索用フィールドにデータを入力後、Enterで検索を開始するなど、ユーザーの用途に応じてストレスの少ない流れを構築することが出来ます。皆さんもぜひ色々な方法を見つけてくださいね。

・ポータルの横並び
ポータルの横並びは出来ませんが、ポータルの何行目かを指定して順々にフィールドを配置してあげれば、擬似的に横並びできます。ユーザーによってはポータルを縦ではなく横に示したい時がありますので、そのような時は安易に繰り返しフィールドを使うのではなく、横並びポータルを使いましょう。
Reported by 新妻 利恵 (有限会社アールビィ )


(3)「自分流」開発手法ですいすい構築
データベースに限らず、じっくり設計したうえでモノ作りを始め、以後は具体化作業に専念するパターンが多いようです。FileMakerの場合も、本来ならばそのように、一般的なメソッドに従って取り組めば、効率的な開発ができるのではと思うのですが、「走りながら次の手を考える」ことが可能なFileMakerゆえ、どうしても目先の戦いに意識が集まりがちです。何とかソリューションは完成したけど、半年後に機能を追加しようと思ったら「???...」全く思い出せないってことありませんか。

要は自分なりのパターンをしっかり作り、常にそのパターンをトレースすることで開発中にも迷わない、1年経ってもまだ迷わない。中身を見ただけでどういった処理をしようとしているか読み取れるようにしようというお話です。

コメント漬けにすべし。
・スクリプトの冒頭にとにかく目的から処理の内容まで書いてしまう。
・スクリプト内には、処理ごとにコメントを付け、区切りと説明を兼ねる。

命名は自分流で、首尾一貫させること
・サブスクリプト名の一文字目は必ず特定の文字にするなど、他所から呼ばれるものと一目で分かる工夫をする。
・フィールド名は名前順ソートを考慮するとかえってデメリットが多い。いろいろやるうち結局はカスタム順位になってしまうので「読んで判る名前」にしておく方が無難。

最近の傾向としても、名称が長くなることのデメリットよりも、読めば判る事のメリットを優先する方向、とのこと。命名規則のパターンは伸びてきてるんですね。各方面でソリューションの高度化、複雑化が進んだことの現れかもしれません。
自分流を貫くって言いますが、それは問題の出口が見えているからこそ、そこへ至るためのコース取りを選べるわけで、暗中模索の場合は難しいかもしれません。いや、自分の事情を思い出してるだけですけど。
Reported by 金丸康明


(4)捺印機能で考えるエラー処理
紙からデータベースに変わっても、捺印(承認)がつきものなのが業務帳票。何となくきれいに仕事が流れていくイメージを思い浮かべがちですが、逆に開発者は様々な問題発生を思い浮かべて作り込んでいます。セキュリティも維持しなければならないし、訂正処理も考慮しなければなりません。担当→課長→部長→本部長、といった段階的な捺印が普通だったりします。複雑な業務フローを電子化するとき、どのようなことに気をつければ良いか、といったことをマトリックス表を使って整理しつつ、説明してくれました。権限階層や、所属部署、本人確認などのポイントを整理したり、ユーザによるイレギュラーなエラーなどが簡潔に説明されました。
Reported by 金丸康明


5. ファイルメーカー選手権必勝法
「ファイルメーカー選手権」林伸夫審査委員長、MacFan編集部 岡謙治氏、有限会社ファクトリー 西村早苗氏

ご存知MacFan誌に連載中「ファイルメーカー選手権」の林審査委員長、編集部の岡さん、初代MVP受賞者の西村さんが壇上へ。豪華賞品をかけ繰り広げられているバトルの舞台裏や必勝テクニックなど、思わず聞き耳立ててしまいそうな話題でおおいに盛り上がりました。

単に競争してチャンピオンを決めるというのではなく、職場や自宅に埋もれている優れたソリューションに光を当て、それを必要とする人たちに配布してユーザの輪を広げていくのがそもそもの趣旨なんですね。プロアマ入り乱れたオープン戦ですが技術レベルだけで優劣が決まるものでもなく、実際には発想力もかなり試されているようです。

では、必勝法というか、審査員の率直な意見として述べられたことは...

・どんなに素晴らしい画像を貼付けようとも、見栄えだけの作品は結局ダメ
・ユーザのためのガイドを画面にいっぱい並べた作品は、見栄えが今イチでも好感度傾向
・十分な量のダミーデータ必須、空っぽのものはアプリの本当の実力が分かりません
・ダミーデータの著作権には気をつけて(後で公開するので)
・マニュアルまたは同等の情報も必須、モノだけ送られても使えないので評価が...
・きちんと動作検証されていないものは論外
・パスワードで制限をかけないで(かける場合はフルアクセスのアカウントを明記して)
・最低でもver.7以降で作ったファイルを送ってね

審査は、ただでさえ多忙な雑誌の制作スケジュールに何とか時間を確保するタフなものだそうです。
そんな中でも審査員の皆さんは偉い。動かないスクリプトを補修してまで評価してくれることもあるそうですよ。

個人的にも、そろそろ仕込みに入ろうかというタイミングだったので、興味津々聴かせて頂きました。
「応募〆切りはあと4回。4/15、5/15、 6/15、 7/15です。どしどしご応募を!!」(林審査委員長より)→http://www.fmcontest.jp/
Reported by 金丸康明


6. パネルディスカッション
「ファイルメーカー選手権」林伸夫審査委員長、MacFan編集部 岡謙治氏、有限会社ファクトリー 西村早苗氏、DBPowers 有賀啓之氏、東京大学大学院情報学環 山本拓司氏(司会:セブンズドア竹内)

ファイルメーカー選手権必勝法を担当された林伸夫氏、MacFan編集部の岡氏、有限会社ファクトリーの西村早苗氏に加えて、「2. IWPでロールバック」の有賀啓之氏、「3. 知の文化遺産、いまこそ広く未来に伝えたい」の山本拓司氏を壇上に迎え、パネルディスカッションが行われました。FileMakerユーザグループ代表と紹介された有賀氏からは、「北海道では路面が凍結している時期が長いので、オフ会に出席するのも命がけである」とのお話も。マスコミ代表の林氏、岡氏、デベロッパ代表の西村氏、教育・研究機関代表の山本氏のそれぞれの立場から、FileMakerを取り巻く状況について興味深いディスカッションが行われました。

7. FileMakerなんでも質問、ご相談どんと来い!
セブンズドア 今泉みゆき、蜷川晋、竹内康二

事前のWeb申し込みと当日の質問箱にて集まった質問は、あわせて34問。当日答えきれなかったものも含めて、すべてのQ&Aを別ページにまとめました。また、景品の当選者も発表されています。こちらをご参照ください。

8. 医療現場での大規模な事例紹介
都立広尾病院 山本康仁先生

業界では最も有名なアマチュア開発者・都立広尾病院の山本先生により、電子カルテシステムと連動するFileMakerを使った超弩級看護支援システムの事例が紹介されました。

電子カルテは使いにくい。過去情報が検索しにくくレスポンスも悪く...ならば電子カルテシステムから情報をゲットして有効利用できるサブシステムを作ってしまえ、というこのシステム、再診患者さんが診察券カードを機械に通してから目的の診療科受付に着く迄に、過去病歴といい前回診察時までの状態といい何から何まで全部モニタに出てしまうというとんでもないシステムです。
大量の情報が広大なモニタを埋め尽くす状況にあっても、色分けによって遠くから患者の状態を読み取れるなど現場発ならではのクールな仕様が随所に見られました。
...このあたりまで、FileMaker的な世界の中なら理解できそうなんですが、一方、既存システムとの融合は、即ちFileMakerだけ知ってても駄目だぞ、ということ。こういうときに思い知らされるんですよ、現実って言うんですか。
例えば、おおもとの電子カルテシステムからSQL文で高速、大量に常時送りつけられるデータを遅滞なく取り込み(XMLをIf分岐でパースする!)、ゴミデータを判別してリアルタイムに捨てつつクライアントからの検索リクエストに応えるという高速ぶり。しかもX-serve 2丁がけで互いに生き死にを監視して、他方が死んでいればメールで警報を発しつつ再起動...何だかもう、意識が。

先生は件の電子カルテシステム開発元の大手企業へ出向き、会場埋め尽くすSE達にもこのシステムを解説したそうです。
現在は、v8へ更新するための準備中とのこと。ようやく予算も付いたということで、おめでとうございます。
どこへ何を委託するのかなあ、という興味とともに、次の機会には新システムの進捗説明などあるのかなと期待しつつ。→Medical Macintosh
Reported by 金丸康明



今回は時間も長く、盛りだくさんなイベント内容でもあったためレポーターが総動員。皆さんに思うところをレポートしていただきました。
また、現場のみなさんのご感想もアンケートに記入いただきました。ぜひ合わせてご覧下さい。

ご意見、ご要望やご感想ををいただければ嬉しいです。 >> ご意見箱

Special Links:
・「FileMaker Day 満員御礼! ありがとうございました。
・「なんでも質問、ご相談 どんと来い!」の回答集、および景品の抽選発表はこちら
 >> FileMaker Day「なんでも質問、ご相談どんと来い!」に応えて
知の文化遺産、いまこそ広く未来に伝えたい [東京大学 大学院情報学環]
第一次世界大戦期プロパガンダ・ポスター コレクション
ファイルメーカー選手権(これまでの沢山の応募作品もダウンロードできます。)
FM-Hokkaido
Medical Macintosh

Special Thanks to:
< 書籍・景品のご提供 >
FileMaker Pro 8 & 8.5 実用テクニック(毎日コミュニケーションズ)
Mac Fan ビギナーズ 大全 2007(毎日コミュニケーションズ)
ファイルメーカー選手権 メモ帳(毎日コミュニケーションズ)
・大吟醸クリスタルグラス(ファイルメーカー社)
・FileMakerロゴ入りクリスタルトレイセット(ファイルメーカー社)
・FileMakerロゴ入りLEXON腕時計(ファイルメーカー社)
< FileMakerまんがご提供 >
 たまみそさんの今回のまんがはこちら
< イベントレポート >
 金丸康明さん
 新妻利恵さん
 伊藤芳信さん
< 会場ヘルプ >
 新妻利恵さん
 五十嵐さん
 たまみそさん
< カメラ担当 >
 夏目田充孝さん
 畑一彦さん
会場の様子:>> Topへ


いよいよオープニング!

オープニング直後から、ほぼ満席に…




1.楽しく活かそうFileMaker

日隈氏登場!


2.IWPでロールバック


DBPowers有賀啓之氏





「Advisorマガジン役に立ちます」


抽選もFileMakerで!

3.東京大学大学院情報学環の事例。山本拓司氏






開発者の久松慎一氏















4. 開発者が語るFileMakerテクニック











5.ファイルメーカー選手権必勝法

林伸夫審査委員長





6.パネルディスカッション


岡さん、西村さん、有賀さん


7.何でも質問、ご相談どんと来い!


8.医療現場での大規模な事例紹介












Dr.山本。本当に大規模でした!

最後の抽選会!

最後までみなさんお疲れさまでした

今回も美しいデジタル仕上げ!

来場のみなさんのご感想:>> Topへ
男性ファイルメーカー選手権の最後に作品紹介や評価を発表するイベントをApple Storeで実施。
事例紹介のイベントは2ヶ月1回ぐらいで4〜5時間まとまった時間をとって行ってほしい。
男性ファイルメーカーは非常に奥が深いアプリであることがよくわかりました。はじめて参加させていただきましたが、たいへん感動いたしました。
男性ファイルメーカーのソフトとしての素晴らしさ、優秀さを再認識し、使っていることに誇りを感じました。
男性本日は楽しかったです。有難うございました。開発を職業ではありませんが、ソフトウェア(FM)が好きで、率先して作って本業に活かしています。
最後に書籍もいただきました!!(感激)
ありがとうございます。m(__)m
男性「座席ルーレット?」は楽しくてすごいと思いました。大賞もの!!「医療現場〜」は脱帽!
シンプルなものから、高度な複雑なものまでファイルメーカーの幅の広さを感じました。
男性毎回素晴らしいテクニックを教えて頂き、ありがとうございます。ただ、どうしても時間が短く、その場では習得しきれないのが残念です。ウェブなどで後から復習できるとなによりです。特に以前扱われたあて名印刷の位置指定はもう一度聞きたいと切望しています。今後ともよろしくお願いいたいします。
女性Session4にも参加したかったです。しかしQ&Aの内容をサイトでご紹介くださるとのこと、丁寧なイベント作りに頭が下がります。
Dr.山本には凄い代物を見せて戴きまして、勉強する意欲が湧いて参りました。文系人間として大変励まされました。
男性良かったです。8)がスゴかったです。
男性・7時間があっという間でした。
・高レベルな話を山ほど聞かせて頂き、明日からその復習が大変そうです。うれしい大変さをありがとうございました。水曜日のFileMaker Day、またゼヒ行ってください!
男性いろいろな角度からFMシステムの評価の仕方、され方を見聞きできて有意義でした。特にUI系の話がおもしろかったです。
FM腕時計ありがとうございました。3日前にcertifiedに合格し、今週はFM的に運が良いです。
男性ありがとうございました。
女性・竹内さんの「自分ルール」がとても参考になりました。(記録しきれなかったのでWebに上げて欲しいです)
・都立広尾病院の事例はすごすぎてびっくりしました。
女性FileMakerのイベントに初めて参加しましたが、とても楽しく参考になりました。定期的に参加できればと思いました。
子供は広尾病院で見てもらいたいです。が、遠いので府中病院での運用を願います。
男性最後の「多量のデータの中からのデータ検索」は勉強になりました。
1工夫するだけで大きな利益をもたらすパフォーマンスを生むことをあらためて知りました。
男性平日の昼間からこんなにいっぱいの人がいるとはびっくりしました。でも内容的にはまだ私には高度かな。
盛り上がって良かったデス!
男性ハイレベルなお話に触れさせて頂きました。万年ビギナーな私としては、初心者向けのイベントが多くなるといいな、と思います。今日は参加できて良かったです。ありがとうございました。
女性・各セッション、内容が深くて面白く拝見しました。もう少し各セッション時間があってゆっくりご説明頂けたらもっと良かったと思います。知りたいと興味を持ったところをさーっと流されてしまったのは残念でした。4)のセッションは期待通り実りある素晴らしい内容で勉強になりました。
・セッションで使われたファイルをメールで送信して頂けるシステムがあればうれしいです。
男性あまりにもたくさんの人がいておどろきました。これからも同じイベントには来てみたいと思います。
男性長時間でしたが、とても為になりました。特に8の山本先生のプレゼンテーションは圧巻で、激務のかたわらの開発の時間をどのように捻出しているのか不思議に思いました。また、是非参加してみたいと思います。
男性最後の山本先生のお話は非常にすごいお話しでした。ver.6でここまで出来るとは...。どのような時間配分で開発していらっしゃるのでしょうかと。自分も現在、極小規模の電子カルテを開発しておりますが、これは参考になるレベルではなかったです。しかしすごいのはよくわかりました。おつかれさまでした。
男性長かったですが、興味深い話ありがとうございました。
男性山本先生面白かったです。茂田さんがいなくて残念。
男性面白かったです。ありがとうございました。
また来れるよう努力したいと思います。
男性常套ワザを聞けなかったのが残念。
男性非常に長時間ありがとうございました。こんな、すごいイベント初めてです。長時間なのに(おまけに休憩ほとんどないノンストップ)全くあきず、つかれず、常に楽しく興味深く、多くのことを学ぶことが出来ました。スタッフの皆様ご苦労様でした。今後のテーマとしてMac/Winのクロスプラットフォームでの開発を是非お願いします。
またやってください。
男性7の途中から参加しましたが、非常に濃度の濃いものを見させていただきました。今後とも出来うる限りの参加をさせていただきたいと思います。
男性非常に勉強になりました。特に山本先生の電子カルテソリューションには驚愕しました。ver.6でシステム屋が作ったシステムをはるかに超えるとは...
男性山本先生のお話が聞けて、とても面白かったです。
男性質問を事前にWebを申し込んでいたけど、選ばれなくて残念でした。このコーナーを主目的で来ましたので、HPで回答して頂ければ有難いです。
女性人がいっぱいですごかったですね!期末じゃなければもっとゆっくり参加できたのですが...ちと残念。
またやってくださいNe。
男性簡単なFMProの奥深さがわかり、さらに具体的な内容に触れるチャンスがあればと感じました。
男性本日の参加に当り、Apple StoreのHPを見ましたが、タイトルとタイムスケジュールのみで、不安を持っていましたが、IWPのDBP有賀さん説明を聞き、FMの使い易のみの認識からパワフル説明者よりのイキを感じて、さらに使い込みたいソフトに導かれたと思う。今後はHP上でもっと情報公開を発ししてほしい。
男性海外在住なので、なかなか参加できません。イベントスケジュールは2ヶ月以上前にアナウンスしてもらえると助かります。
女性今日は長丁場お疲れ様でした。なかなかこういう機会は参加できませんが、本日は大変楽しく、また参考になりました。

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