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第45回 カスタム関数を味方にしよう
・開催日時:2009/03/28 18:00-19:30
・開催場所:Apple Store Ginza 3Fシアタールーム
概要:
FileMakerには、あらゆる関数がすでに十分に用意されています。それなのになぜ自分で関数を作るのでしょう。カスタム関数が味方になると何が嬉しいのでしょう。今回は、カスタム関数の利点、作り方、利用方法について解説します。また、既存のカスタム関数をうまく利用していかに開発効率をアップするか、基本から応用までを一挙公開いたします。
レポート:
ああ忙しい。どのくらい忙しいか? ちこっと隙間があく迄のつもりでレポート作成を棚上げしてたら、次回の開催通知が届いてしまう位。それでも途中で「FMTokyo」の呑み会へはきっちり参加しているあたり「まだまだ甘い」かもしれませんが。
とにかく、今日の午前中は隣席とか隣席とか隣席といったレポート作成可能な環境条件が整うのでありまして...
さ、始めるか。

第45回 FileMaker Fun Night!「カスタム関数を味方にしよう」
お題は...
FMスーパーテクニック 〜ユーザインタフェースを工夫しよう〜
恒例Tips対決!
【特集:カスタム関数を味方にしよう】



●FMスーパーテクニック 〜ユーザインタフェースを工夫しよう〜
 (茂田さん)
UI(User Interface)とは使い勝手の要素。
データベースというもの、普通は設計から入るのだがFileMakerというツールの場合は「動かす」ところからスタートできる。つまり時間の経過とともに試行錯誤による拡張を繰返し、やがて限界を迎えてコケる、という経過を辿ることが多い。しかし待て、そこが勉強開始のきっかけになる。UIとかデータモデリングとか、とりあえず齧って動かした後で振り返ることこそが勉強。

ダメダメなUIの例とは
・色分けだけで済ませる。
・階層が深すぎる。

では、優れたUIとは
▽目的を絞り込んだデザイン
 その画面は何を行うべきところか...目的に特化した画面設計を行う
 
▽ユーザの気持ちを考えて操作の流れを組み立てる
 ユーザのやる気が途中で途切れないように配慮する。
 
▽シンプルなデータ構造
 レイアウト上で済む処理はレイアウト要素だけで完結させ、捨てフィールドなどを極力使わない。
 例:条件付き書式や、web viewerを使ったステータス表示(○件中○件ヒット、とか)など
 
スクリプトトリガを利用するとさらに自由度が上がるので、こういった工夫をするなら努めてver.10を採用しよう。

ここでデモ

海外サイトの例を考察→しかし、日本語では小さな文字は判読性が悪く使いにくい。
名簿を例に文字サイズについて考えてみた。やはり必要なとこをグッと大きくするメリハリは必要だな。

好ましいナビゲーションの例
・「Home」ボタンを置く
 ボタンの位置は各画面で統一する。
 機能はアイコンではなく文字列で端的に表現した方が良い。
 
・ステータスバーは、あえて表示しても良いのでは?
 FileMakerのデフォルトの機能を必要に応じて残したり、あるいはユーザ側による拡張の余地を残すという選択もあるだろう。
 入力禁止等はアクセス権で行うようにすれば良い。他には誤消去防止策をどうやるか...
 
・色合いは、基調を統一しよう
 色について言い始めるとキリがないが、基調色の統一はやっておくべきと思われる。
 
このところ、機能の拡張が著しいFileMaker。UIすべてを作り込んで完璧な外皮をかぶせるといった通常多く見られる手法だけでなく、あえてステータスバーを出しておく、という手法が何をもたらすかじっくり考えてみると面白いかも。



●恒例 Tips対決!


・竹内さん
 web viewerを配置し、Get(レイアウトテーブル名)を設定しておけばレイアウト毎のTO名を常時参照できて便利。
 アクセス権を参照して表示をON/OFFすればでバッグ時のみの表示も可能。ただし、windowsではviewerの枠を消すのが難しそう。

・謎の開発者
 レイアウトの表示形式をリストのみに設定しても、ステータスツールバーの表示切替ボタンは見えているので、ユーザからは「ボタンが効かない」ように見える。この場合、カスタムメニューで表示形式の切り替えにレイアウト切り替えを割り当てておけば良い。

・Shinさん
 レイアウト切替プルダウンの直下にフォントメニューが配置されているので、プロでもしょっちゅう間違えます。皆さん安心して下さい?



●【特集:カスタム関数を味方にしよう】
(Shinさん)
カスタム関数はver.7から使用可能な優れもの。複雑になりがちな計算式をすっきり整理されるので効率よく開発できる。
例えば開発者がアクセスしている場合だけでバッグ要素を表示するには、

Get(アクセス権セット名)="[Full Access]" ならば開発者としてでバッグ要素を表示する...といった具合に。
この式に「isDevelopper」という名前を付けて登録しておけば、利用する際は計算式から「isDevelopper」という名前で呼べば良い。
他にも、入れ子が複雑になる計算式や関数などを自分流の名付けで登録してしまう、といった利用法もある。

▽他人のつくったものを利用する
http://www.fmpro.jp/ とか http://www.briandunning.com/あたりでは、無償で数多くのカスタム関数を入手できる。
中にはびっくりするような機能のものも。
その関数の中身を知り尽くした上で使う訳ではないので全く安全とは言い切れないが、自分用に利用といった範囲であれば問題は無いだろう。

▽カスタム関数の例とは
スクリプト引数にセットされた配列の中の特定の桁のデータを返す。
webセーフカラー名から色番号を返す。
FileMakerエラーコードからエラー内容を返す。

▽実用的と思われる利用の一例
任意に選択した複数レコードのデータを、区切文字と改行を使った2次元配列でグローバル変数に入れ、自由に利用する。
例えばリレーション関係のない別テーブルにそれらのレコードを新規に作成するなど。
配列内のデータに自由にアクセスする為には、複雑な計算式(この場合は入れ子構造が深いぞ)を書かなければならないが、その部分をカスタム関数化しておけば、GetMyRowColumn( 行, 列 ) てな感じでイッパツ取得ですな。処理の為のフィールドすなわち異物を構造に含める必要もないし、言ってみれば空中処理なので高速。クールでし。

このように、文字列操作にはカスタム関数がお勧めなのだ。
ちなみに、カスタム関数のコピペには、http://www.myfmbutler.com/ にある 「Clip Manager」がお勧めらしい。

ワシがこの2次元配列ってヤツの利用法に気がついたのは、まだver.4か5の頃。Middle関数だけで実装。プログラミングとかの下地がないからねぇ「配列」なんて知らんかったわけ。思い付いたときは「おぉっ」て感じで、一瞬天下取ったような気分になったね。式の作成で苦しんだけど。パワフルで応用の効く基本技なので、使ったことない人はこの機会に是非。

Reported by 金丸康明



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Special Links:
FileMaker Pro 10 基礎講座 for Win/Mac(オーム社)
FMPro.jp
briandunning.com
myFMbutler
Special Thanks to:
 FileMakerまんが:たまみそさん(今回のまんがはこちら
 イベントレポート:金丸康明さん
 景品ご提供:ファイルメーカー株式会社さま
       小山香織さん
会場の様子:>> Topへ






来場のみなさんのご感想:>> Topへ
女性・メニュー構成の改良、正解だと思います。good!
・45回お疲れさまです。できれば月2回開催してください。
・UI: -> ステータスツールバーを表示すると、GUIの切り替え時にスクリプト処理をはさむことが出来なくなるので、辛いと思います。
・カスタム関数: -> listAddあたりの説明は展開が早すぎて、わかりませんでした。残念。
男性ステータスツールバーのモード切り替えボタンの活用Tipsが参考になりました。
女性カスタム関数使ってみたいです
男性パンフのマンガ、いつも楽しみにしています
男性アップルストアの店員さんと話をしていて、最初の15分を聞けませんでした。残念。
ユーザーインターフェイスをどう分かりやすく作るか、というのは重要ですよね。参考になりました。
カスタム関数はまだ使い始めたばかりですが、奥が深いですね。とても興味深かったです。
男性Good!!
男性プラグイン作成入門などもとりあげていただけるとうれしいです。
男性サーバー関係
男性ありがとうございました
女性ユーザーインターフェースのお話で印刷でたえられるフォントサイズのお話が聞けたのがうれしかったです。
Tipsは会場からの参加者の方のがよかったです。ぜひ使ってみようと思います。
カスタム関数は、isDeveloperはとても便利そうです。今すぐ使わせていただきます。あー本当に便利だろうなぁ。
今日もありがとうございました!次回も楽しみにしています。
ClipManager日本語版、心からお待ちしております!(このためにMacを買ったといってもいいくらい...)
男性竹内さんの「失敗は成功のマザー」シリーズの続編を待っています。

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