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[つれづれ日記] 2007/07/07

FileMaker 8.5、そしてDevCon2006
DevCon2006への感謝と、DevCon2007への期待

蜷川 晋
text by Shin Ninagawa
いまさらの日記を公開します。(忘れていたのね〜コレ…。へへ。そんなヤツでごめんなさい。)昨年の暮れあたりに書いていたんだと思います。
実は、「DevConもあと1カ月後だなぁ…」と思いながら、FM-Hokkaidoの有賀氏の「遥かなるDevConへの道」を読んでいて思い出したのでした。彼のコラム、とても細かくいろいろな観点で解説してくれていて行かなくとも楽しめますね。興味のある方は是非ご一読を。
なお今年のDevCon2007のセッション情報は、こちらをご覧下さい。
DevCon Speaker Schedule for 2007

・・・・・・・ ここからが過去のワタクシなの ・・・・・・・

さて、今年のDevCon2006について…。というより、もう来年のDevCon2007に向けて、ですね。

実は、一度書いた日記が消えちゃったので(はい、ご想像通りFileMakerのdbに入力してて、未確定のままパッテリが切れたかなんかで失われちゃったのですよ…涙)、また思いだしながら書いてみようかなぁと思います。
今さらですが、今年のDevConは楽しかったのみならず、いろいろな点で私的には評価が高いものでした。つまりこれまで延べ8回(9回?)ほど参加した中でも最も有意義なものであり、今後が楽しみな内容でした。
今年を振り返りつつ、一体DevConの何がどうありがたくて飛行機代を出してまで行く価値があるのか、少しでもお伝えできればと思います。

Michael Harris氏とのミーティングなど
これは、実はDevConのメインのイベントでも公式のものでもありませんが、こんなこともあるんですということで、公開できる範囲で書いてみたいと思います。
マイケル・ハリス氏についてご存知ない方はまずこちらご覧下さい。>> FileMaker 7の謎を解き明かすドキュメント「Key Concepts in FileMaker 7」by Michael Harris
いろいろないきさつがあって、その後も時々メールいただいていたのですがその中で「コンテキストについての切り口でいろいろと考えていてね…。今回まだ未発表だけど是非日本のみなさんにまず見ていただきたい 」とのありがたいお話がありました。そこで彼と現地の方々のご協力もあり、日本人の参加者にお声掛けをして実現したミーティングなのでした。
彼自身のアイディアの発表でもあり、内容についてはここでご説明するものではありませんが、現場では参加されたみなさんとの意見交換もあり、とても有意義なDevConならではのミーティングになったのではないかと思います。これはDevCon初日の前夜に開催されました。
また、DevCon最終日の翌日には、FMPugを主催のAndy Gaunts氏が指揮をとり、世界中のFileMakerのユーザーズグループ、コミュニティに関連する方々のミーティングもありました。普段はFileMaker Pro Tokyo ユーザーズミーティングに参加している私ですが、国が違っても話題は同じだなぁとつくづくと感じました。

さて、今回のDevConでは大きな2つの新しい試みがありました。そしてこれら2つの試みは、その後のDevCon参加者の評価も非常に好感触だったようです。

初のワークショップ形式
DevConとしての新しいスタイル。今年初の試み、その1です。
前年までは、大きな部屋でスピーカーが壇上にてスピーチするという、いわゆる通常のセッション形式のみでした。が、今回のデベコンでは50〜80名くらいが入れるような小さな部屋で、スピーカーも参加者も近い距離でコミュニケーションを取りながら進めるワークショップ形式のものがいくつかありました。いずれも面白そうな話題に著名な方々のセッションが多く、早めに行かないと席がすぐに無くなるため、かなりの混雑模様でした。人気のワークショップは入りきれなかった人たちも続出。しかし現場での取り計らいにより、急遽2回目が用意されたりもしていました。いくつかのワークショップに参加しましたが、とても楽しめました。

FileMaker社のエンジニアによる"Under The Hood"
そして、今年初の試み、その2です。
毎年数多くセッションが行われ、その中ではFileMaker inc.のエンジニアも登場するのですが、セッションの中身はTipsだったり技術解説、実装論や実用例など多伎にわたります。
しかし、今年のこのセッションはこれらのものとは少し違いしました。タイトル通りFileMakerのエンジンフードの中身つまり裏側部分について、FileMakerそのものを作っているエンジニアの口から語られるものでした。まさに私がずっと熱望していたものでもあり、2回にわたるセッションで、詳細に、また明確なメッセージも含めて解説されました。
中身は膨大な情報量で、セッション中スピーカーは息継ぎもままならぬほどしゃべり続け、それでも時間は足りないほど。ファイルメーカーのエンジンに関わる根本的なフィールドの各タイプによるデータの格納の方法、依存関係やデータのロック、トランザクションなど。後半は、サーバに問い合わせ(Query)がどのように行きどう解釈されるか、索引やキャッシュ、アクセス権、メンテナンス等々興味深いものばかり。

我々、FileMakerをツールとしてソリューションを開発し、クライアントに提供している立場としては、これらは前提知識としてまさに必要なものです。そのエンジンの理屈から、性能、方法論、クセやコツなど、事前に知って初めてより柔軟に使いこなしていくことができるのですから。

実は、Appleの同種の開発者会議(WWDC)にもここ6年ほど参加し続けていますが、そちらではこのような技術情報の提供は当たり前です。FileMakerのDevConが、まさにこれに近づきつつあることは、現在のFileMaker社の意気込み、方向性等に非常に期待が持てるものです。実際、今回のDevConではFileMaker社のエンジニアがこれまで以上に、参加している人の声を広く受け止めていこう…、といった様子が明確にうかがえました。
この先のDevConは、まだまだ新しい試みをしてくれるでしょうし、参加者にとって中身の濃いものになっていくと思います。

さて、現在公開されている、DevCon2007の詳細は以下のとおり。
日程:2007/8/5-8
場所:Grande Lakes JW Marriott Hotel & Resort in Orlando Florida
>> ファイルメーカー社のページ

少しでもDevConが気になっている「あなた」、もしFileMakerをメインで開発していらっしゃるのであれば、夏休みを返上してでも、有給を使い倒してでも、行かれる価値は十分にアリだと思います。
最初はいろいろと不安なものかと思います。気になること、質問等あれば、お気軽にどうぞ。

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